9月28日 培養4日後の状態
MOG-A1菌のコロニーが培養基の全面を優占しており、
酵母菌のコロニーは一つもない。
MOG-A1菌が完全に酵母を休眠させている。
土壌内に生息している酵母菌をMOG-A1菌で不活性化出来る
ことを実証した。
2018年9月24日培養開始。
ハイポネックス培地、オートクレイブ。
酵母懸濁液、MOG-A1菌懸濁液の混合溶液培養試験
MOG-A1菌による酵母菌不活性実証試験
MOG-A1菌の酵母菌への強い抗菌作用によって、土壌へのグルコース投与でもアルコール発酵が起こらないことが、
これまでの圃場試験で解ったが、この試験でこれが裏付けられた。
土壌に投与されたグルコースはMOG-A1菌によって「ブドウ糖」まで分解される。
菌根菌であるMOG-A1菌の菌糸はこのブドウ糖を吸収して根に供給する。
ブドウ糖を調達した植物は光合成不足の補完エネルギーとして利用する。
猛暑に勝つ資材が作れる。
その一つがSmartMax GreatRay溶液である。
9月24日の状態。
分厚いフィルムが溶液の表面を覆う。
酒粕含有養分でMOG-A1菌は
ここまで繁殖。
完全に「酵母菌」を不活性化している。
9月20日の状態
MOG-A1菌のコロニーが溶液表面を占有繁殖。
「酵母菌」はMOG-A1菌の繁殖に影響を与えていない。
アルコール臭は全然なくなっている。
酒粕含有養分でMOG-A1菌は生育繁殖する。
好気的醗酵、嫌気的醗酵も行われていない。
土壌にブドウ糖、グルコースなどの炭素化合物を土壌に投与しても植物の根は分子が大きいため吸収できない。
更に、土壌には糖をアルコーにする「酵母菌」が生息しているために、短時間でアルコール発酵する。
この理由で、これまで糖の土壌資材は開発できなかった。
しかし、日本再生循環緑化研究所宇井 清太のMOG-A1菌は、多様な微生物を「休眠」「不活性化」する革命的な能力を具備している。
これまでの試験では、この多様な微生物の中に「酵母菌」も含まれていることが解っている。
そこで、今回は酵母菌が支配している「酒粕懸濁養液」を試験材料に用いて試験を行った。
糖、グルコース活性剤、肥料を・・・作れる!
地表に、空中に酵母菌がいるから、糖活性剤は作れなかった! アルコールを作るからである。
試験方法
酒粕5gを滅菌精製水200ccに入れ懸濁養液を作成。
この溶液は酵母菌が優占している状態に、MOG-A1菌懸濁液5ccを添加。
常温、最低温度13から16℃、 最高温度25から19℃。
室内静置培養
試験開始日 2018年 9月16日
MOG-A1菌による「酵母菌不活性化」試験。
世界初のグルコース投与による光合成補完資材の開発基礎試験
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